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shopify導入のメリット・デメリットについて解説

これまでECサイトを展開する際には、自社でサーバーを用意し、パッケージを導入する必要がありましたが、shopifyはサブスクリプション型(※1)のサービスモデルでECサイトを開設できる容易さが評価されています。
※1 サブスクリプション:定額料金を支払い、利用するコンテンツやサービスのことです。日本語にも対応しているほか、多言語・他通貨・海外発送対応も最小限に抑えることができるため、越境ECにも向いています。

 

shopify導入メリット

ストアビルダー

デザインの変更も容易で、公式ストアに公開された数十もの「テーマ」を使えば、ITエンジニアやデザイナーを雇わなくても、高品質なデザインがサイト全体に適用できます。さらにはサードパーティの開発者が公開している「アプリ」を導入すれば、不足している機能も追加することができます。
HTML、CSSの編集もできるので知識がある方は自分好みのサイトに仕上げることも可能です。

 

マルチチャネル

マルチチャネルプラットフォームでshopifyは以下のチャネルとの連携に対応しており、各チャネルで商品を販売することが可能です。
・Facebook
・Instagram
・Amazon
・Pinterest
・Google shopping
など、上記以外にもアプリストアに追加されている外部サービスを利用することで、その他の販売チャネルの開設も可能です。

 

豊富な決済サービス

shopify独自の決済サービス【shopifyペイメント】を使用すると、クレジットカードをすぐに受け付けることができます。
外部サービスのアカウントは不要なので手続きが楽です。
さらにshopifyでは、100種類以上の外部決済ゲートウェイサービスもサポートしています。
決済方法を増やすことでかご落ちを防ぐことができます。

 

ストア分析

shopify自体の高度なストア分析と、Google analyticsを連携することができるので詳細な分析が可能です。これによりデータに基づくマーケティングを行うことができるので、売り上げの最大化が可能になります。

 

柔軟な配送設定

シンプルな配送ルールから商品単位の複雑な配送ルールまで設定が可能です。デフォルトでは日時指定ができないことや冷蔵配送などの特殊な配送が用意されていないですが、アプリを追加することでそれらの問題を解決できます。
またYamato B2 cloudなどの発送ラベルをまとめて印刷できるアプリや、郵便番号単位での配送料金の設定など痒いところにも手が届く配送設定が可能です。

 

越境対応機能

アプリで拡張することにより言語切り替えはもちろん、通貨表示の切り替え、国・地域別での配送ルールの設定、販売地域に合わせた税金の設定など他のECサイトでは実装が難しい機能が豊富に用意されています。

 

shopify導入デメリット

完全に日本語化されていない

管理画面や決済画面など運営者やユーザーが使用する場所はほとんど日本語化されていますが、公式アプリを使用する場合やカスタマイズの公式ドキュメントなどユーザーの目に触れない箇所にまだ英語が残っているため初めて運営をする際不便な思いをする場合があります。

 

サポート体制

2021年現在ではShopifyの日本語対応サポートセンターがあり親切な対応をしてくれますが、日本国内のShopifyのショップ数に対してサポートセンターが人数不足になっております。運営に関わる緊急性の高いお問い合わせを優先的に回答してくれたりと対応力はかなり良いですがそれ以外の質問の場合長いと3日 ~ 1週間とかかる場合があります。またアプリなどの質問はサポート外が多く、アプリの運営者に問い合わせる必要がある場合があります。

 

まとめ

他のECサイトに比べ安価に使用することができ、ECサイト運営するための必要な機能が一通り揃っているため導入敷居が非常に低いのが魅力的です。
買い切りのパッケージタイプのECとは違い常にバージョンアップが行われ日々使いやすく進化しておりますが、まだ高度なカスタマイズには専門的な知識が必要なところがあるなど発展途上な部分は否めないです。
制作から運営まで不安な箇所が御座いましたら是非当社へお問い合わせください。

投稿者イラスト

このブログの筆者

Shimizu

テクニカルディレクター

エンジニア