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2022.06.13

【比較】サーバーの種類と特徴5選

ホームページを運営するのに欠かせないレンタルサーバー。しかし、料金・機能・サポートがバラバラ…さらに種類も様々…今から紹介するサーバー会社はほんの一部ですが、参考になればと思います。

サーバーとは

サーバーとは、保存や共有に使われる大容量のHDDを備えたパソコンのことです。私たちがサーバーにリクエスト(このページが見たい!)をし、レスポンスを受け取ることでたくさんの情報の中から選んだホームページを閲覧することができます。

レンタルサーバーの仕組み

レンタルサーバーとは読んでの通り、サーバーをレンタル(借りる)するサービスです。
サイト制作者がデータをサーバーへアップロード(転送)をしておけば、不特定多数からホームページを見たいというリクエストがあった時にレンタルサーバー側がレスポンスをして見るという仕組みになっています。

 

サーバー会社の種類と特徴

エックスサーバー(XERVER)

エックスサーバー

大阪のサーバー会社が提供しているレンタルサーバーです。
圧倒的国内シェアNo1サービス。運用サイト数は190万件を超えています。(※2020年11月時点)
エックスサーバーでは「X10」「X20」「X30」の3つのプランを提供しています。プランによって料金などが異なります。

特徴
1.利用者が多く「エックスサーバー ○○ 使い方」と調べると検索結果がたくさん出てくるので初心者にも優しい
2.サポート体制が高く質もよい
3.バックアップ機能がついてる

 

ロリポップ!レンタルサーバー

ロリポップ!

利用実績200万サイト。19年という老舗レンタルサーバー会社です。
ロリポップでは「エコノミー」「ライト」「スタンダード」「ハイスピード」「エンタープライズ」の5つのプランがあり、お試し期間中なら何度もプランを変更することができます。月額110円(税込)という値段から利用できるので、自分のサイトやブログを作ってみたいという方は、お試しとして使ってみるのも良いと思います。
個人でスタンダードプランを利用し始めて数年立ちますが、管理画面の操作が分かりやすく、おすすめです。

特徴
1.Webサイト作成の初心者向け且つはじめて独自ドメイン付きのサイトを作る人におすすめ
2.どのプランを他のレンタルサーバーと比べて利用料金が安くコスパも良い

 

CPIサーバー

CPIサーバー公式サイト

大手通信会社KDDIグループが提供する老舗のレンタルサーバー。
公官庁や大手企業の実績が多く法人利用率が90%。
「シェアードプラン」「マネージドプラン」「ハイブリッドプラン」の3つのプランを提供しています。

特徴
1.「503エラー」が起きにくい環境。動画や重い画像をを使用した場合でも「503エラー」が発生しにくく通常の回線スピードを維持できる。
2.テスト環境を作ってくれるのでチェックできたらワンクリックで本番環境に移行することができる

AWS(Amazon Web Service)

AWS公式サイト

AWSは、Amazon Web serviceの略で、世界で最も利用されているクラウドインフラサービスです。通販で有名なAmazonの子会社がサービスを提供しています。
政府機関や金融機関など重要な情報の処理などのために利用されていたりします。

特徴
1.政府機関の採用で安心のセキュリティ
2.継続的な値下げ。過去10年間で70回以上の価格の値下げを行なっています

 

Azure(Microsoft Azure)

Azure公式サイト

Azure(アジュール)は、Windowsなどの開発・販売を行なっているMicrosoft社が提供するクラウドサービスです。トヨタ自動車、コカ・コーラ、Adobeなどの一流企業も利用しているクラウドサービスです。

特徴
1.ファイルを削除してしまっても30世代まで自動バックアップがされている
2.災害対策が万全
3.万が一のことがあっても日本の法律が適用される
AWSの準拠法と管轄裁判所はアメリカですが、Azureの準拠法は日本の法律で管轄裁判所は東京地方裁判所です。

 

サーバー会社の比較

※①IDS・IPS
ファイアウォールなどを通過した悪意のあるアクセスを検出・防御するシステムです。Dos・DDos攻撃を防ぐのに有効な対策になります。

※②LOLIPOPサーバーではDos攻撃の疑いがあったIPアドレスを管理しているサーバー全体でアクセス制限をかけています。

紹介したサーバー会社で比較したところ、レンタルサーバーでもクラウドサーバーでもセキュリティ面では大きな差はありませんでした。料金の事を考えると、クラウドサーバーは通信料やCPU使用料などによって変動する、従量課金なので高額になる場合もあります。なので、一定の月額費用を払うだけのレンタルサーバーを利用するのもいいかと思います。

 

まとめ

以上のように、レンタルサーバーには種類がたくさんあり特徴もさまざまです。料金だけでなく性能などを確認しておくと、損をすることがなくなると思います。

投稿者イラスト

このブログの筆者

Kondo

エンジニア